BLOG橋本健二の建築士ブログ

2026年1月、最長最強寒波到来

モデルハウス温熱向上

日本列島に今季最強最長寒波がやってきました。

大雪で大変な目に遭っている地域の皆様にはお見舞い申し上げます。

さいたま市緑区にあるモデルハウスでは1月23日朝7時に最低気温マイナス4.5度、1月24日朝7時にマイナス3.8度を記録しました。

 

 

モデルハウスでは14畳床下エアコンひとつで24時間全室暖房をしています。

設定温度は22度です。

外気温マイナス4.5度でも、1階リビング(親世帯)24度、2階リビング(子世帯)20度を保つことが出来ています。

 

床下エアコンとはエアコンの暖気を床下にいれて、暖かい空気は上昇する性質を利用して、家全体を温める方式です。

床下エアコンの最大のメリットは「頭寒足熱」。

足元が一番暖かく真冬でも靴下はいりませんし、もちろんスリッパも履きません。

 

第2のメリットはエアコンの気流を感じないこと。

エアコンの気流が苦手で冬はストーブを使うっていう方が結構いるのです。

この気流がないので、ホコリも舞い上がらないので掃除もラクです。

 

そして、この床下エアコンを成功させるには高断熱高気密をしっかりと行っているのが前提です。

高断熱高気密をしっかりと行っていると部屋間の温度差がなくなるので、『廊下に出たら寒っ』『トイレに行ったら寒っ』ということもなくなりますし、お風呂あがりも寒くないですし、毛布一枚で寝ることが出来ます。(子ども達は寝相が悪いので毛布すら掛けることが出来ません。)

さらに高齢者のヒートショックのリスクも減りますし、家中暖かいと活動量が増える報告もあります。

寒いとコタツの中で動かないですからね。

 

真冬でも20度以上を保つことは体にとってもいいことで、WHO(世界保健機関)では冬場の健康リスクを低減するため、「室温18度以上」を最低ラインとして強く推奨しています。

室温18度未満の環境は、血圧上昇や心筋梗塞、脳卒中のリスクを高める要因となり、特に高齢者や子どもは室温20度以上が目安とされています。

 

さて、寒波が来ることが分かっていたので、外気温で氷をつくる実験を行いました。

左から

フルーツのパック(うっすら凍った)

卵のパック(凍ったところがあった)

ミニあんぱんの容器(カチカチに凍った)

ジップロック(凍らなかった)

子ども達は朝起きるなり凍っている(凍っていない)氷をさわりながら「これ、凍ってる!これは凍っていない・・・」と言って、不思議がっていました。

 

ミニあんぱんの容器(外壁)はとても薄く外気温が水(室内)に伝わりやすかったと結論付けました。