よくある浴室のリフォーム工事。
ただし、タイルのお風呂はとてもやっかいで、腐朽の度合いを予測して取り掛からなければなりません。
今回は見た目の健全性とは裏腹に予想を超える腐朽でした。



解体終了。



土台はなくなってしまっています。



筋かいにはみごとに穴が・・・。



反対側の筋かいはシロアリに喰われなくなっています。



予想を超えてはいましたが、しっかりと補強しなければなりません。



内側から断熱材を入れ構造用合板を貼り付け



完了です。

このような仕事は安易に安く見積もらないことが重要です。
腐朽の可能性を十分に施主に説明をして、かかる費用を前もって理解してもらうこと。

安いリフォーム業者などは後で追加費用が高く請求されたりするのはまだ良い方。
見て見ぬふりをして補強せず完成させてしまう業者もいるでしょう。

今回は施主に十分に説明をしていたせいか、この現状をあまり驚かず見ていましたし、工期が１日延びたことも理解してもらえました。

最近は浴室リフォームが増えてきました。
少なからずヒートショック対策が浸透しているのかもしれませんね。