太陽光パネルからの落雪が、隣家や車に被害を与える例が多くなってきているそうです。
昨年、独立行政法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センターが面白い実験結果を公表しました。




気温が低く雪が乾いた状態では落雪飛距離に差はないが、雪が溶けて表面が濡れた状態になると、平滑な太陽光発電パネルで滑りやすくなるといいます。

では、実際はどうでしょう。
昨日雪が降りましたね。



屋根の一部にパネルを取り付けている例。
太陽光パネル上の雪はやはり落ちている。しかし、屋根上では摩擦が働き、積もったままだ。




この家は上部にだけパネルを敷いる。
太陽光パネルの上は雪が滑っているが、下部の屋根の部分で止まっている。落雪は免れたみたいだ。

今のところ、太陽光パネルメーカーで対策は聞こえてこない。
設計士の気配りが必要となりそうです。