今年の6月21日は夏至でした。
夏至というのは最も太陽高度が高い日、最も昼間の時間が長い日です。
この日の太陽を観察することで快適な夏の暮らしを得ることが出来ます。
まずこちらの写真は夏至の日の朝7:30の写真です。
日の出から約2時間経っていますので東側から朝日が当たっている様子が分かります。
2階の3つの窓はアウターシェードにより、日射遮蔽できています。
今年からの新たな日射遮蔽アイテムは暖簾(のれん)です。
昨年までは簾(すだれ)を活用していましたが、遮蔽効果はイマイチでした。
見事に暖簾が大開口窓を影にしてくれているのが分かります。
割烹料理屋みたいだと家主は喜んでおります。
この暖簾はアマゾンで5000円くらいでした。5年は使えることを望みます。
もうひとつ、今年からの新たな断熱アイテムとして2階の東側窓の内側にロールスクリーンを設置しました。
夏は外側のシェードと内側のロールスクリーンでダブル遮熱、このスクリーンは冬の断熱にも期待できます。
一箇所はホームシアター用のスクリーン兼用として利用し、120インチ大スクリーンを楽しんでおります。
画面が大きすぎてスクリーンから離れないと見えないので、子ども達にとっては良かったかなと思っています。
ちなみにこれがホームシアター用に購入したエプソンホームプロジェクター。
元々設計段階から計画していたので、コンセントも用意しておりました。
入居から2年経ってやっとホームシアターの完成です。
時間が過ぎ、こちらが昼12時の日当たり具合です。
東側にはすっかり日射が当たらなくなり、南側の大きな掃き出し窓も大きな屋根が日射を防いでいます。
一つだけ、南側腰窓に日が当たっていますが、部屋に入り込む日射量は窓ガラスから10cm程度。
窓枠だけに陽が当たり、室内に陽は差し込みません。
夏至の日の太陽高度は高いので南側からはあまり室内に日射は入ってこないのです。
この日射、8月や9月になって太陽高度が下がってきてからの対策を考えなければならないのですが、きっとその頃にはグリーンカーテンが成長し、南側の腰窓を覆ってくれることでしょう。
さて、このように夏の太陽を上手に防ぐことで室内の快適空間を作り出すことが出来ます。
最高気温35度を記録した日でも、家の中は14畳用エアコン1台で、26度から24度をキープすることが出来ています。
「冬至の日の太陽高度」というブログ記事と合わせて読むと比較することが出来ます。