BLOG橋本健二の建築士ブログ

9月1日から蕨市で生ごみ処理機の助成が始まりました。

自分のこと

2025年1月3日に川口市朝日環境センターで火災発生。

2025年7月12日に蕨戸田衛生センターで火災発生。

いずれも今年に埼玉県内で発生したごみ焼却場での火災です。

原因ははっきりとしていませんが、リチウムイオン電池が疑われています。

 

焼却場が利用不可能になるとごみの受け入れはできなくなり、近隣自治体が受けれるようになってから徐々にごみを出せるようになります。

通常だと、生ごみ・燃えるゴミは週2回、燃えないゴミやペットボトルなどの資源ごみは週1回、ごみステーションに出しておくだけで、トラックが運んで行ってくれます。

これらのごみを自宅に保管となると・・・。

ここで初めて我々市民はごみの減量化を考えるのではないでしょうか。

 

家庭ごみの3~4割は生ごみと言われています。

その生ごみの8割は水分です。

この水分を蒸発させるために焼却場は多くのエネルギーを使うのだそうです。

 

各家庭でこの生ごみを乾燥させることで焼却場の燃焼効率向上、ごみトラックの収集効率向上に繋がることから、各自治体は生ごみ処理機に助成金を出しています。

近隣市町村の助成金を調べてみました。

さいたま市 上限1万円

川口市   上限1万8千円

戸田市   上限3万円

蕨市    上限3万円(令和7年9月1日から)

蕨市についてはいままで助成金はありませんでしたが、焼却場の火災を受けて助成金制度が始まりました!

 

 

 

さて我が家も子どもの食べ残しが増えてきた頃で生ごみ処理機を購入。

5/1に申請をしていたものが、8/1に受理され1万円の助成を受けることが出来ました。

 

 

前の晩とその日の朝食で出た生ごみを、昼間の太陽光発電中にスイッチオン。

朝にスイッチをいれると夕方まで稼働しています。

取扱説明書によると電気代はたった30~50円とありますが、毎日使うと一か月1,000~1,500円です。

生ごみ処理のために電気代1,500円アップは考えてしまいますね。

けれど太陽光発電があれば電気代はタダです。

脱臭フィルターはおよそ半年で交換しなければなりませんが、2個入りで4,000円くらいです。

 

 

フタをしていれば臭わないのでキッチンに置けます。我が家は米びつとコーヒーメーカーの間に置いてあります。

ホームベーカリー買ったの?って言われたこともあります。

乾燥が終わればそのまま下のゴミ箱にポイっです。

 

乾燥が終わるとごみの量は約半分に。とくに葉物野菜は小さくなります。

果物の皮なんて無くなった?と思うように極小になりました。

 

乾燥した生ごみは有機肥料として使うこともできますが、我が家はまだそこまで出来ていません。

肥料として使えば生ごみはゼロに。

つまり、家庭ごみは3~4割削減でき、残るごみも資源ごみでリサイクル。

これが日本中のすべての家庭で行われたら、とても豊かな国になりそうですね。