
さいたま断熱改修会議とハイシマ工業の共催による断熱実験が始まりました。
さいたま断熱改修会議は住みながら断熱改修を目指していて、床下・窓・天井裏は施工が確立されていますが、残る壁断熱が問題が多く「住みながら」にまだ対応できていません。
前回モップアップで実験したあとの、実物件での実験となります。
前回の記事はこちら
さいたま断熱改修会議、パッシブハウスジャパン、東京大学の前准教授、新建ハウジングの取材など総勢50名程度の参加となりました。
関西からも来ていただいているようです。

エアコンなしの和室にぎゅうぎゅう詰めです。
空き家ですのでエアコンはありません。
この日の気温は33度でしたので、室内はおそらく室温30度以上湿度70%以上でしょうか。
熱気とやる気ムンムンです。
今回は事前準備として床下・内窓・天井裏は施工済み。
残る壁充填を行います。

壁に穴をあけてそこから断熱材を充填します。
この機械は断熱材を充填すると同時に壁内の空気を吸い込むという特徴を持っています。
ドイツの機械で軽自動車が一台買えるくらいの金額だそうです。

実際はこれだけ穴をあけないと壁内の隅々に充填できないことが分かっています。
商品化するにはまだまだ試行錯誤が必要かもしれません。

そして、新建ハウジングの記事になったのはこちら。
11/10号のなんと第一面に掲載されました。
