BLOG橋本健二の建築士ブログ

大阪関西万博研修旅行

仕事のこと

今年の社員旅行は大阪関西万博に。

建築に携わる者として、やはり世界最大の木造建築「大屋根リング」は一度は見たい!登りたい!触ってみたい!

朝7時に東京駅に集合し、のぞみに乗車して会場に到着した一行は大人8名子ども4名の大所帯。

西ゲート前で集合写真。どうして男の子は落ち着きがないのでしょうか?

 

昼食を食べて目的の大屋根リングさんぽ。

屋根の下は本当に涼しかったです。

 

このリングは建築家の藤本壮介が設計、大手スーパーゼネコン3社(竹中工務店など、清水建設など、大林組など)が施工をエリア分けして担当したそうです。

それぞれに違った工法で建てていて、そのつなぎ目を見つける楽しさもあるらしいのですが、私は断念。

ここはいったん大きさに感動するだけです。

 

屋上にはエレベーターでもエスカレーターでも階段でも上がることが出来ます。

上から見る万博は壮大でした。が、さすがに一周2キロを歩くことはできず・・・。

大屋根リングから降りたときはすでに時間は午後2時。

回れたパビリオンは予約なしでも並んで入れるセルビアとクウェート。

 

こちらはバーレーン館。時間切れ

 

こちらは北欧館。時間切れ。

 

大屋根リング海側。ちらほら歩いている人もいますね。

 

2日目は大阪建築散策です。

目的は安藤忠雄設計の子ども本の森図書館。

この図書館は安藤忠雄が自らが設計をし、財界にお金を出してもらい建設し、大阪市に寄付をしたそうです。

なかなか出来ることではありませんね。

 

さて、ここで社員旅行は解散。あとは個人個人で自由気ままに大阪観光。

私たちはそのまま中の島の建築観光を続けました。

これは中央公会堂。

大正8年竣工、2002年保存再生工事完了です。

 

その隣にあるのが大阪府立中の島図書館。

明治17年竣工、昭和49年重要文化財指定です。

 

これが図書館の入り口。

うーん、図書館とは思えない。

 

さらに隣には大阪市役所。

ミャクミャクと記念撮影。

 

その向かいには日銀大阪支店が見えます。

明治36年竣工、昭和57年保存改築工事完了です。

 

大阪といえば食文化ですが、近代建築物も一度に見られるのが特徴ですね。

 

ひとしきり大阪散歩を終えた後は、食文化である551でぶたまん昼食を食べ、東京に戻りました。